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どこにでもありそうな家族の平凡な日常。
でも、日常こそが面白い?!
どんな時も愛をもって、ありふれた日々を綴ります。
アッコの初ドライブ旅行は軽井沢-出発
午前中、私は洗濯と荷物の片付けをして、入れ代わりに、軽井沢への旅行の準備に忙しかった。
アッコは教会のバザーで、日曜学校のたこ焼き屋さんのお手伝いへ。

今回は久しぶりに、大2の娘も一緒に4人揃って出かける。
じじには、デイサービスの送りを見張ってもらう(笑)ヘルパーさんを頼んだ。

午後2時
家族4人と2匹の旅の始まりだ。

そうそう!
今回は、オットの車とケイちゃんの2台の車で出かけることに。
ケイちゃんの運転はもちろん!免許取りたてド初心者のアッコである。m(__)m

オットの車に大2と犬たち、アッコの助手席には私が乗る。

ゴールデンウィーク前半最終日なので、下りは空いているはずだ。
「俺の運転なら2時間だけど、今日は3時間コースだな。」と、オット。

一般道も裏道は通らず素直に街道を走り、なんとか無事に中央高速に乗った。
高速に乗る手前の交差点で右折をしたら、向こうから来た直進車にクラクションを鳴らされた1回以外はね…^_^;

「だって、ママが行け!って言うんだも〜ん。」って言われたけど、彼女ったらさっさと曲がればいいのに、まるで停まるような速さ(遅さ?)で曲がろうとするから、直進が追いついちゃったのよ。(笑)

まぁとにかく高速に乗ったわ。ヽ(^o^)丿

軽井沢ドライブ-初運転 法定速度80km/h 遵守

軽井沢ドライブ-車間距離 車間距離 じゅーーぶん!(笑)

このままパパの車の後をついてけばいいからね!

走行車線をただひたすら走り続ける。
信号もないし右折も左折もないし、楽なもんである。

ところがだ。

アッコ、車線の真ん中を走りなさいよ。
うん。
ほら、左の白線踏んでるよ。
あ!
ちょっと!右に寄り過ぎ。
え?
何で右行ったり左行ったりフラフラしてんの。
どこを走ればいいのかわかんないよ。
パパの車の後をそのまままっすぐ走ればいいのよ。
そうなんだけど…

あ〜、真ん中ってむずかしー!!

(笑)

最初のPAでパパがアッコの様子を伺う。
アッコは少し慣れてきたようで、高速をこのまま運転続行となった。

徐々にスピードを上げ、平均速度は90km/h前後で走行。
たまに遅いトラックを追い越したりした。
始めのうちは、オットが追い越し車線に入る合図を送ってからアッコも後に続いて車線変更していたが、次第に、自分が先に追い越し車線に入り、パパの車を入れてあげることもできるようになった。
生意気なことに!(笑)

出発してから2時間20分。
甘楽PAにて私と運転を交代した。
その先、碓氷峠の上り坂から軽井沢にかけてのカーブの連続は、まだ彼女には危なっかしい。

軽井沢のおじさんの家には、午後5時、オットの予言通り3時間で到着した。

おじさん宅のガレージにはすでに犬たちのために小屋がセッティングされていた。
一番肝心な首輪とリードを忘れたことに気づき、オットが近くのホームセンターへ急いで買いに行った。

今回私たちが泊まる部屋は、ベッドが2台ある一番広い洋室の部屋。
荷物を置いて、早速夕飯に出かける。

去年のゴールデンウィークに行った蕎麦屋へ。
もちろん、アッコの運転で!(*^^)v
去年は私が帰りに運転するからお酒が飲めなくて、早く娘たちが免許を取ってくれないかなぁって願っていたのが、一年後、その願いが叶ったわけだ。ヽ(^o^)丿

軽井沢志な乃-お酒 軽井沢志な乃-タラの芽天ぷら 軽井沢志な乃-お新香
「大信州」 つまみはやっぱり、イナゴ…(-_-;)
タラの芽の天ぷら、お新香。

軽井沢志な乃-たまご焼き
そして、ここの卵焼きは、あんがかかっていておいしくて、二皿頼んで心置きなくその味を満喫した。

お蕎麦は各々好きなものを注文。
大2はお蕎麦が苦手なのでうどんを食べた。

軽井沢志な乃-天ぷら
天ぷらも二皿注文。

もうお腹一杯〜!!

パパとママもアッコのお蔭で心置きなくお酒が飲めました。

いやぁ〜。
娘の運転免許がこんなに嬉しいことはない。

| 旅行 | 23:59 | comments(0) | - | pookmark | 昨年の記事
支援ボランティア活動‐帰路
宿舎の片づけを済ませ、午後3時出発。
移動中ずっと同じワゴン車に乗っていた5人のメンバーとドライバーのHideさんは大分打ち解けて、帰りの車中は賑やかになった。
って言っても、Hideさんは大人しくて無口な青年だから殆ど喋らなかったけど。(^^ゞ

3台の車のうち、乗用車には、リーダー家族(ご主人、リーダー、Tっくん)と先輩ボランティアWooさんが乗り込み、ワゴン車1台に私たちボランティア5人。そしてもう1台には、2人のスタッフと後は私たちの荷物や活動のための段ボールがいっぱい。今回全国から集まった沢山のお菓子や材料などでぎゅうぎゅう詰めだった。


活動に参加できなくても、多くの人たちの思いがここに詰まっているのだ。


午後6時、吾妻パーキングエリアで休憩。


玉こんにゃく 玉こんにゃく


一緒に参加したボランティアのMさんは福島出身の人で、高校時代、東北道のサービスエリアでアルバイトをしていたそうだ。サービスエリアに着くたびに、そこの一押しおいしいものをを教えてくれた。

吾妻小富士
遠くに見えるちょっと富士山の形に似た山は「吾妻小富士」


午後7時、安達太良SAでは、牛タンを買った。

午後9時、佐野サービスエリアにて休憩。
リーダーのご主人が、東北道の中で一番おいしいソフトクリームだと絶賛するので、食べてみた。


佐野ソフトクリーム うん、まぁまぁ。(笑)


どこのお土産売り場もごった返していて、会計に長い列が続いた。
みんな、東北のもの、たくさん買ってね!


途中大渋滞はなかったものの何だかんだで時間がかかり、私以外のボランティア全員横浜の人で終電がなくなる可能性が出てきた。
当初、横浜駅まで送る予定だったが、それも終電に間に合いそうもないということで、急きょ、新宿で降りることになった。
新宿なら私も電車で一本だし、その方が早く帰れるので、全員新宿下車そして解散となった。


午後10時30分過ぎ、新宿着。
ガラガラと荷物を引いて歩いていると、なんだか周りの人たちと自分たちの格好が違い過ぎて(私は寝袋まで持ってるし…笑)、別世界に来たような気がした。


たった二日前の場所に戻っただけなのにね。


午後11時45分
近くの駅にアッコがパパと一緒にケイちゃんで迎えに来てくれた。


午前0時、帰宅。
お風呂を浴びて、家族に話をしながら三日ぶりにビールを飲んだ。
(現地ではみんな禁酒だったから…^_^;)


次から次へと「到着しました。」メールが届いた。
リーダーからも感謝のメールが。

良いチームに巡り合えて、良いメンバーに恵まれて、私にも被災地でできるボランティアが見つかった。

これから続けて行きたいな。行けるかな。
成り行きに身を任せて、やってみようかな。
答えは後からきっと見つかるだろう。

(4月30日アップ)

| ボランティア活動 | 23:59 | comments(0) | - | pookmark | 昨年の記事
支援ボランティア活動‐二日目の活動
朝食後、荷物を整理し部屋の片づけをして出発。
まずは、お菓子の不足分を買い出しに。
スーパーで土台用のお菓子係、トッピング用お菓子係などに分かれ、私はもちろん「生クリーム」係。(笑)
昨日のあの生クリーム大人気の様子から、今日もきっと同じような状況になるだろうという予測のもと、既にできている(=既に絞り袋に入っている)ホイップクリームを20本、プラス、粉末生クリームを7箱買った。
両方とも陳列棚にある全部を買い占めてしまった。^m^

石巻K地区に入る手前で、公園に立ち寄った。

桜の木の下に
この桜の木の下で小さな子どもが遺体で発見された場所だ。
スタッフ&ボランティア全員で、各々お菓子をお供えした。


さて、11時から始まるお菓子イベントなのに、10時に到着すると既に子どもたちが待っていた。
ここの会場では3回目になるイベントなので、子どもたちもお手伝いをしに早くから集まってくるのだ。

トッピング準備 トッピングの準備


昨日のN地区よりも広い会場で、室内では子どもたちのお菓子イベント、屋外では男性陣たちの炊き出しが行われた。


お菓子作りは大盛況で、従妹の付き添いでやってきた高校生のお兄ちゃんも、最初は照れながら小さな従妹の面倒を見ていたが、しまいには自分が率先してお菓子タワーを完成させていた。(笑)


そうかと思えば、ガキ大将グループは、土台のお菓子にトッピングを色々乗っけては食べまくり、ちっとも作品が出来上がらなかった。

お菓子作りが一段落すると、色水ドリンクの配布。

二日目活動01 二日目活動02 二日目活動03


出来上がった作品は炊き出しにやってくる人々に見せるために展示した。

二日目作品01 二日目作品02 二日目作品03
半分食べちゃってるし…(笑)


お菓子作りの後は、鬼ごっこタイム!
元気な若者23歳のYちゃんが担当。(笑)
広い団地の中を駆け巡り子どもたちと遊んだ。


活動が終わったのは、午後1時30分。


「また来月も来る?」という子どもたちの問いかけに、「もちろん!」と答えるリーダー。
汗だくになった子どもたちは、じゃーねー!と手を振って走り去った。

はな荘
NPO法人とフランス化粧品メーカーとの協力で地域の集いの場として開設されたコミュニティーカフェにて。


今回は、生クリームを作る苦労はなかったものの、使っているうちに出てこない〜というクレームが相次ぎ、またもや私はその対応に追われることとなった。(笑)
子どもたちは、絞る時途中から絞るものだから、生クリームが下に溜まらないし落ちてこないのだ。
おまけに空気が入ってしまって、ブスッと破裂してせっかくのトッピングが台無しになってしまうことも。


┐(´-`)┌


結局、今日も私は生クリームまみれになってしまった。


終わった後、リーダーから「これでアリスさんは、生クリームのプロですね!」と褒められた。(笑)


(ん?褒められたのか?!)


宿舎に戻る途中で女性陣はファミレスに寄ってお昼ご飯。


炊き出しと二回のお菓子シリーズ活動、お疲れ様でした!


 

| ボランティア活動 | 23:51 | comments(0) | - | pookmark | 昨年の記事
支援ボランティア活動‐朝の散歩
今朝の起床時間は7時だったが、少し早く目が覚めた。
リーダーが起きているメンバーを誘って朝の散歩に出かけた。


静かな朝だ。
海の音も聞こえない。

朝の散歩04 朝の散歩02 朝の散歩01
犬もお散歩。

ぽつんぽつんと立ち並ぶ家。
新築の家が立ちそこに住み続ける人もいるが、ほとんどが一年前からそのままだ。

朝の散歩05 朝の散歩07 朝の散歩11
郵便受けだけが残る。

近くの竜神様へ。

朝の散歩03 鳥居も流されしまった。

リーダーは、活動に来ると必ず毎朝お散歩をして、ここでお参りをするそうだ。

ぐるりと回って海に出る。

朝の海
今はこんなに静かな優しい表情をしている。

防波堤に立ち、海に背をむけてみる。

朝の散歩08 朝の散歩10

朝の散歩09
防波堤から降りたところは地盤沈下している。

一人がつぶやいた。
どうしたって、他人事(ひとごと)なのよね…。

それが、とても切ない…と。

私たちは黙るしかなかった。
何も言えないし、何も考えたくなかった。
何ができるだろうと考えたら、それはあまりにちっぽけ過ぎて、あるいは偽善に思えて、奢りに思えて、軽薄に思えて、自分が嫌な存在になりそうだから。

リーダーはいつも散歩をしながら思うそうだ。
自分がやっていることに迷う時、意味とか意義を考えない。
ただ、やり続けること。
繋がり続けること。
同じ時間を共有すること。

そうして、宿舎に戻って、朝ごはんを元気に頂いて、活動に臨む。

私もそうしよう。

色々考えない。
ボランティアを楽しんだらバチが当たるかなぁ?と思いもした。
もっと神妙な顔をして臨まなければならない活動なのに、浮かれ気分はご法度だとも。

被災した人々の思いは私には計り知れず、受ける止めることなどできないと思う。
だけど、他人事だとしても、会いたいし話したいし触れ合いたい。


帰ると、今日の朝ごはんの当番さんが、朝食の準備をしていた。

朝食
階段の手すりに8人分の朝ごはん(笑)

トイレの横にある元は家事スペースだった場所に、電子レンジとガスコンロを置き、ツナマヨネーズとベーコンを焼き、パンに挟んで食べた。

朝の散歩に出かけて良かった。
今日の活動も頑張ろうと思った。

 

| ボランティア活動 | 23:14 | comments(0) | - | pookmark | 昨年の記事
支援ボランティア活動‐夕飯

午後6時前にお菓子タワーの活動は終わった。

私たちが子どもたちとお菓子まみれになっている間、男性陣はカニ汁の炊き出しだ。
カニ汁の入ったお鍋を抱えるお父さんやお母さん、おじいちゃんやおばあちゃんと、自分が作ったお菓子タワーを大事そうに抱えて持ち帰る子どもたち。
1年が過ぎて見違えるほどの笑顔が多くなったと、リーダーは感慨深そうにその後ろ姿を見送っていた。


活動が終わって宿舎に戻り夕飯までの間、女性陣は一部屋に集まり今日の活動のことや自分のことなど話に花が咲いた。


何せ、今回初めて一緒に活動する人たちばかりである。
小学校の校長先生だった人や、うちのアッコと同い年で大2の娘のようにダンスが大好きな女の子、自宅でベビーマッサージや絵本の読み聞かせをしている元幼稚園の先生や、バリバリ働くOLさんに、バツイチの理学療法士さん。
私だけだな、なんの取り柄もない主婦なんて。


そして、リーダーが順番にボランティアのフットマッサージをしてくれた。
昔、フットマッサージの仕事をしていたそうだ。


人数が多いので全員片足だけマッサージしてもらい、もう片方は教わりながら自分でマッサージした。


私の番になり、足の裏を強く押される。
痛くはなくて気持ち良かった。


リーダーは、私の足を揉みながら言った。
「アリスさんの足ってすごくバランスがいいですね。どこにもストレスがない感じ。」


え?そうですか?


「日常がストレスを感じる生活ではないですね。」


そうですかぁ。


周りでみんなが羨ましがった。(笑)


そんなに足の裏を褒められるなんて初めてだ。
これから、私のチャームポイントは?って聞かれたら、「足の裏」って答えることにしよう。(笑)



さて、夕飯は、午前中の女川の炊き出しを手伝ったお礼にと、男性陣が腕を振るってくれました!
男性スタッフの宿泊場所も1階は全て水没し階段の上まで水が来た跡が残る。

男性棟階段

幸いにも二階の台所があったので作ることができた。


いや、まじ、私たちのリーダーのご主人と3人の若者たち、料理うま過ぎ!!
ご主人曰く、「うちのスタッフになるには、料理がうまくないと活動には参加できない」そうだ。
なるほど、納得!


マリンパル女川で買い出しした海鮮食材を見事に調理して、食べきれないくらいのお料理が並んだ。

夕飯-白魚 夕飯-あさりバター他 夕飯-お汁
白魚酢の物、小魚天ぷら、あさりのニンニクバター炒め、アワビの雌株ポン酢あえ、どんこ汁

どんこ汁とは、この地方で取れる、「エゾアイナメ」という白身のお魚が入っているお汁。
小魚の天ぷらは、あのマリンパルで見た、目光(めひかり)の丸干しだ。


夕飯-ホタテ 夕飯-金目あら 夕飯-塩辛
ベランダで炭火焼きしたホタテは一人一個食べれたし、金目鯛のアラも最高〜♪
そして、石巻の塩辛!超〜おいしいです!

贅沢な食卓だったが、こうして、地元にお金を落とすことも私たち外者ができる一つの支援なのである。


お腹一杯になったところで、近くのスーパー銭湯へ行って、今日一日の疲れを取った。

長い一日だった。

夜は、一部屋に6人で布団を敷きつめ眠りについた。
寝袋は、暑いくらいだった。


 

| ボランティア活動 | 23:59 | comments(0) | - | pookmark | 昨年の記事
支援ボランティア活動‐生クリーム担当
午後の活動は、女川から石巻へ戻り、N地区のコミュニティ拠点となっている集会所にて、子どもたちを集めてお菓子でタワーを作る活動を行った。

リーダーや先輩ボランティアの指示のもとそれぞれ役割分担に分かれる。

大きくは「土台」係と「トッピング」係に分かれ、まずは入り口で入ってきた子どもたちに土台になりそうなお菓子を選んでもらう。
続いて、色紙で作ったトレーを渡し靴を脱いで畳に上がると、トッピング係が空いている場所に子どもたちを座らせて、子どもたちの「お菓子なタワー」自由製作が始まるのだ。

お菓子なタワー01 お菓子なタワー02

テーブル2台の上には、所狭しとお菓子の装飾に使う細々したお菓子材料が並ぶ。

お菓子なタワー03

例えば、粉砂糖、チョコレートペン、アザラン、マーブルチョコ、コーンフレーク、麦チョコ等々。
そして、何より一番人気なのは、生クリーム。
この生クリームは、お菓子とお菓子をくっつける「糊(のり)」の役目を果たす。

粉末生クリームを少量の水で溶いて撹拌(かくはん)するだけで、簡単に生クリームができるという。


気が付くと、私がその生クリームの担当になっていた。
とにかく、あっちからもこっちからも「生クリーム〜!生クリーム〜!」と催促され、こちとら大忙しだ。


お菓子タワーを作るより、生クリーム作りを手伝いたいガキんちょたちが寄ってきて、「僕もやりたい。」「俺も!」「あたしも!」と、邪魔ったらありゃしない。(笑)


で、できた生クリームを絞り袋に詰めるのが一苦労。
私、この作業がすごく不得意なのだ。


結局、私も子どもたちも生クリームまみれになりながら、テーブルからの生クリーム催促の嵐に悪戦苦闘していた。┐(´-`)┌


すると、先輩ボランティアのWooさんがやってきて、「あーあーあーあー、アリスさん!」と、私のクリームまみれの手を見て呆れ顔。(笑)
「絞り袋にはこうやって入れるのよ。」と、私に絞り袋の詰め方を教えてくれた。


生まれてこの方、人から物事を教えてもらった中で、初めて「目から鱗(うろこ)」が全部落ちた気がした。


なんてことだ!
Wooさん、素晴らしい!
絞り袋を半分に折り返して入れれば、ゴムべらでクリームをすくって入れても袋の先端に生クリームがくっつかないじゃないか。
なんて単純なのに、最高で最強な方法なんだ。

(つか、生まれてこの方、そんなことも知らなかった私…^_^;)

そして、口金を入れた部分で最初にビニールをねじっておくと良いらしい。


ごめん。
ここに来て、子どもたちと触れ合う初めての活動だっていうのに、子どもたちの笑顔とか、そういう感動よりも、生クリームの絞り袋の入れ方に、私の感動を全部持ってかれてしまいました。m(__)m


子どもたちの作品

お菓子なタワー04 お菓子なタワー05 お菓子なタワー06

お菓子なタワー07 お菓子なタワー08

| ボランティア活動 | 23:55 | comments(0) | - | pookmark | 昨年の記事
支援ボランティア活動‐一年後の今
移動中、私たちはあちこちで被災地の現状を目の当たりにした。
今日眺めた静かで穏やかな女川港からは想像もできない。

港町はすべて無くなった。
あちこちに点在する瓦礫の山…。


横倒しの建物01 横倒しの建物02 
横倒しになった建物だけが残骸。


地盤沈下 地盤沈下


高台にある病院にまで津波は到達したという。


女川町立病院 女川の町は俺たちが守る 
「女川は俺たちが守る!!」
中村雅俊はこの町の出身らしい。


道沿いに線路が続いていたが、雑草が生い茂りレールは錆びていた。
今や女川までの電車は通っていない。



マリンパル女川おさかな市場にて、男性陣が夕飯の食材を調達。


マリンパル女川おさかな市場 マリンパル女川おさかな市場02
おいしそうな魚介類がたくさん!
いろいろ買って帰りたかったなぁ〜。


目光01 目光02 
目光(めひかり)の丸干し



次に訪れたのは、長淵剛が紅白で歌った門脇小学校すぐ近く南浜町地区にある
「がんばろう!石巻」の看板


がんばろう石巻01 復興するぞ! 
復興するぞ!


がんばろう石巻02


「この火は被災した石巻地域から木片を集め
 それを種火としました
 東日本大震災から一年
 亡くなられた方への追悼の思い
 生き残った私たちの"がんばろう"とする思い
 心に残したく燈しました
 2012.3.11」


がんばろう石巻03

このモニュメントの向こうに広がる光景に目を移した時、一年の月日が流れても、被災地の現状はまだまだ変わらない、まだまだ先は長いのだと、改めて感じた。

忘れてはいけない。


| ボランティア活動 | 23:50 | comments(0) | - | pookmark | 昨年の記事
支援ボランティア活動‐炊き出し
朝目覚めると、到着した時には暗闇の中全く気づかなかった光景が眼前に広がった。

窓からの光景

すぐそこが海だった。

私たちの泊まる家も1階部分は波に飲まれ、壊れたままの状態だった。

簡単な朝食(ロールパン、ウィンナー、卵焼き、生野菜、コーヒー)を食べ、朝のミーティング。
今日1日の活動予定と、炊き出し時に行うハンドトリートメント「タッピング」の講習を受ける。

タッピングとは、指先の腹を使って、肩、背中、手のひらや指を軽くたたくマッサージのようなもの。
といっても、マッサージのように実際に筋肉がほぐれるという効果があるのではなく、心の健康を促す作用があると言われている。


日頃の不安や緊張を解きほぐしリラックスしてもらう、
ストレスや否定的な感情を軽減してもらう、
お互いの親しみや信頼感を高めてもらう、
そうして、心身ともに元気になろうという内なる力に働きかける。


ボランティア同士二人一組になり練習をした。
お互いの体に触れることで、少し距離が近づいた。


午前中は、男性スタッフらによる炊き出しのお手伝いだ。
私たちの分担は、炊き出しの配布、お茶出し、そしてタッピング。

今回は三ヶ所でカニ汁の炊き出しを行う。
余れば、私たちも食べられるかもしれないって!\(^o^)/


女川へ。

炊き出しの準備

野菜切り 毛ガニ 毛ガニ約50匹


準備が早めに終わったので、女性陣は奥の仮設住宅までお散歩に出かける。
近所の女の子も一緒に歩いて案内役。


女川の静かな海 静かな海、春の穏やかな空

桜満開 たんぽぽの絨毯
桜満開、タンポポの絨毯

鍋を持ったおばあさんや、お散歩がてら炊き出しに向かう老夫婦に出会う。
「炊き出しは11時半からですよ。」と声をかける。
戻ると、すでに何人もの人たちが集まっていた。

それからは大忙し!

やってくる人たちにお茶を出し話し相手になる。
「タッピングどうですか?」と誘うと、最初は躊躇していても「せっかくだからやってもらおう」とその気になって、やり終わると「肩が楽になった〜!」と喜んで戻ってきて、隣の人に「気持ちよかったからあんたもやってもらいなさいよ。」と勧めていた。(笑)

カニ汁を持ち帰る人もいれば、私たちとおしゃべりをしながら食べる人もいる。

カニ汁02
おばあさんが「おいしいねぇ。」と、私にカニを見せてくれた。

カニ汁01
私たちもいただきました!!(^^)!ヤッター

そして、炊き出し終了。

炊き出し終了

全部で200食。
大鍋2台が空っぽになった。


瓦礫に咲く小さな花たち

瓦礫に咲く小さな花

| ボランティア活動 | 23:40 | comments(0) | - | pookmark | 昨年の記事
支援ボランティア活動‐石巻へ

東京近郊を出発したのは午後8時半を回った頃だった。
「一歩」チームのメンバーは、女性ボランティア6名とチームリーダーのR子さんとその息子Tっくん(5歳)。
同行してくれるのは、震災直後から被災地に赴き、自衛隊や他のNPO団体と共に人命救助を行い、救援物資の調達、運搬、炊き出しなどを今も続けている、R子さんのご主人が主催する支援団体RJapanの男性メンバー4名。
総勢12名、車3台での現地入りとなった。


6人の女性ボランティアのうち被災地での経験者は一人だけで、私を含め5人は初めての参加だ。
3月の顔合わせで顔だけはなんとなく覚えていても、名前は忘れてしまっていた。
再び自己紹介をして、初参加組5人がワゴン車1台に乗り込む。
運転手は男性スタッフのお兄さん。


国道16号→東名高速→首都高→東北道の約500kmの道のりを、途中3回の休憩を取りながら向かう。


いも小町01
あだたらサービスエリアで食べた「いも小町」

いも小町02 う〜まっ♪


午前3時半、宿泊地に到着。
約7時間の長旅だった。

真っ暗な中、一軒家の2階の一室にて、約2時間ほど仮眠を取った。

(4月28日アップ)

| ボランティア活動 | 23:59 | comments(0) | - | pookmark | 昨年の記事
寝袋が入んねー!
いよいよだ。
ドキドキしてきた。
落ち着かなくて、胃が痛い…(+_+)

仕事もなんとか給料と月末を無事に終わらせて、明日から10連休になるから月初にしなきゃいけない締めの作業を今急いでやっているんだけど、今日は5時きっかりに会社を出たいから、頑張らなくちゃ。

それにしても、寝袋がかさばり過ぎて、バッグに入れたら半分以上埋まっちゃった…^_^;
やっぱり別に持ってこー。

午後には止むと言っていた雨もまだ降っている。
なんとなく肌寒さを感じる。

東北は、寒いのかなぁ。

被災地という特殊な場所へ訪れることが漠然と不安で、心がざわついている。

胃が痛い。

帰ったら、胃薬飲んで、出かけよう。

それじゃぁ、今夜、行ってきます。


<追記>

荷物はこんな感じ。


荷物

| わたし2012 | 16:11 | comments(0) | - | pookmark | 昨年の記事